書訊:中国近現代史はどう書かれるべきか

書名:中国近現代史はどう書かれるべきか
作者:佐藤公彦(2015年10月至2016年1月曾任蔣介石研究群訪問學人)
出版社:汲古書院
出版年月:2016年10月
ISBN:9784762965760
定價:6,000日圓(未稅)

目錄:
第一章 中国の近現代史はどう書かれるべきか――蔣廷黻と范文瀾の二つの中国近代史』、毛沢東‐范文瀾体系からの転換へ
  一、蔣廷黻、その人とその中国近代外交史研究   
  二、蔣廷黻『中国近代史』
  三、范文瀾『中国近代史 上冊』         
  四、蔣廷黻の歴史認識と時局観
第二章 「中国」ナショナリズムの歴史的展開──その歴史意識をめぐって
第三章 「義和拳」の反キリスト教暴動と八ヶ国聯軍──義和団事変研究の意義
第四章 『武訓伝』批判と歴史調査──劇作家陳白塵と宋景詩歴史調査記』
  一、中国近現代史のなかの左翼演劇と陳白塵    
  二、映画『武訓伝』批判と宋景詩
  三、『宋景詩歴史調査記』
第五章 中国の社会主義と知識人──天安門事件期の李澤厚・劉暁波について
  一、専制主義    
  二、農村社会   
  三、国家   
  四、文化・心理
第六章 中国の宗教と近代化
  一、台湾の宗教   
  二、天の信仰   
  三、儒教と天信仰   
  四、祖先崇拝
  五、道教の宇宙観  
  六、仏教の受容  
  七、中国的シンクレティズム
第七章 マックス・ウェーバー儒教と道教』の太平天国論
第八章 日本研究・私見──「『文化』翻訳の可能性」をめぐって
第九章 私の中国「歴史」研究と「現代世界」
あとがき/索 引

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